Mermaid

Blood

For Sound Theater

Total Branding, Graphic Design, Scenic Design

新感覚音楽朗読劇サウンドシアターの第三弾「Mermaid Blood」が、2012年6月、東京・三井ホールで上演されました。サウンドシアターとは「音楽」「香り」「朗読」などを融合させた、五感を刺激するまったく新しいスタイルの舞台(朗読劇)です。

近衞は芸術監督として舞台装置のデザインはもちろん、原作にも構想段階から関わり、香道志野流の蜂谷宗苾若宗匠へ舞台出演を呼びかけたり、音楽監督に福岡ユタカ氏をキャスティングしたりと、演出面においても手腕を発揮。

さらに、ロゴやチラシのデザインを手がけ、パンフレットも監修。パンフレットデザインナーに人見久美子氏を起用しました。

「Mermaid Blood」で、制作者たちが共有していた作品全体のイメージは次のようなものです。

「Mermaid Blood」は、平安時代と現代を行ったり来たりするファンタジー。「マーメイド」や「死者が蘇る」という設定は、一歩間違えばオカルト、ホラーのジャンルだが、スタイリッシュに、暖かい感じでいきたい。あくまで、おとぎ話の範疇であり、怖さの中に美しさがあるように仕上げよう!


近衞は、歴史背景を関係者により深く理解してもらうべく、平安末期という一般的には身近でない時代を、近衞の先祖、藤原忠通や近衛基実の話を織り交ぜながら、わかりやすく解説。


この舞台を彩る出演者は、山寺宏一、家中宏、朴璐美、福岡ユタカ、横川理彦、美鵬直三朗、蜂谷宗苾。音楽監督は福岡ユタカ、香り監修は蜂谷宗苾が務めました。

サウンドシアターは基本的に朗読劇なので「目には見えなくとも、心に浮かび上がる舞台」をテーマに、「香り」「音楽」「言葉」を融合させ、観客の想像の中でそれぞれの舞台を作り上げて行くことが究極の目的です。全要素の受け皿となる舞台デザインには、特に細心の注意を要しました。

最初に考えた舞台装置の図案

舞台装置が実際にどのように見えるか、大きな倉庫を借りて実寸での試行錯誤を繰り返したのです。

本番の三井ホールでの「Mermaid Blood」の舞台装置

図面から始まり、倉庫シミュレーション、そして実際の三井ホールでの設置にこぎつけた「Mermaid Blood」。舞台の幕が上がり、照明が揺らめき、さあ、物語の始まりです。生と死を象徴する、動脈と静脈の赤と青のラインをバックに、物語は進んでいきます....。

興奮と感動の舞台は再演が待ち焦がれる限りですが、近衞がデザインを手がけた「Mermaid Blood」の公式ホームページは、現在でもWeb上でご覧になることができます。この機会にぜひ、ご覧になってみては如何でしょうか?

Mermaid Blood 公式HP

http://mermaidblood.jp/

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