【Event】上質な日本文化を体験できるわかまつりを開催





皆さまは、東京の品川が「和歌の聖地」ということをご存知でしょうか?


なぜ品川が「和歌の聖地」と言われるのか。

それは江戸時代を代表する国学者であり歌人の賀茂真淵(1697-1769)が品川東海寺に眠っているからです。 今でこそ、君が代や交通標語などで生活に溶け込んでいる「五七調」は、賀茂真淵が国学の潮流を興したことがきっかけで、私たち日本人にとってDNA的なリズムとなりました。 しかし、賀茂真淵の存在同様、「五七調」のルーツである「和歌」を理解する機会は、そう多くはありません。


クリエイティブ・ブティックのcurioswitchとして「わかまつり2021」では、和歌へのなじみが薄くなりつつある若い世代から、百人一首を誦じれる和歌のエキスパートまで、老若男女が和歌を満喫できる豪華プログラムを3つご用意いたしました。







平安時代、貴族が和歌を即興で詠み、競い合った「歌合(うたあわせ)」。現在も毎年1月に皇居で行われる宮中歌会始にて和歌を詠む披講会(ひこうかい)の面々が、客席から目と鼻の先の特設会場に登場。


平安公家装束に身を包んだ披講会の皆様には、賀茂真淵の歌や季節にちなんだ歌を、正式な作法で詠んで頂きました。


さらに、滅多に間近で見ることができない平安公家装束について、京都からお越し頂いた黒田装束店が解説。和歌文化の最高峰と言っても過言ではない披講の観賞と平安公家装束への理解が深まる特別な時間をご堪能頂きました。


読師役とモデル役を快くお引き受け下さった天王洲・キャナルサイド活性化協会和田本事務局長に、この場を借りて改めて御礼申し上げます。




一般社団法人全日本かるた協会所属の「結びつくかるた会」に協力頂き、エキシビションマッチと百人一首の解説を行いました。



対戦頂いたのは、シンガーシングライターのせりかなさん(結びつくかるた会/A級4段)と、西崎良さん(結びつくかるた会会長/A級6段)です。さらに、映画「ちはやふる」にも出演した全日本かるた協会A級公認読手で声優の木本景子さんを読み手に迎え、豪華メンバーでエキシビションマッチは展開。息を呑むような戦いが繰り広げられました。 また試合中は、映画「ちはやふる」監修を務めた全国優勝12回を誇る暁星中学高校競技かるた部顧問の田口貴志先生が、試合の模様をわかりやすく解説。試合の様子が上から分かるよう、天井カメラの映像を写すなどの演出も加えました。



エキシビションマッチ後は、対戦者・読み手・田口先生による対談を実施。対戦の感想や、声優である木本さんによる「ちはやふる基金」漫画の生アテレコ、映画「ちはやふる」の監修秘話、全国優勝経験豊富な田口先生による競技かるた練習の秘訣、盛りだくさんなトークとなりました。ちはやふる基金・天野さんには、新発売和歌ゲームをご紹介頂き感謝申し上げます。


さらに、今回は特別に、大人気漫画「ちはやふる」の原作者・末次由紀先生が、ビデオレターで登場!奥深き競技かるたの世界をたっぷり語って頂きました。ちはやふるファンにとっても貴重な時間となりました。




遠州茶道宗家13代小堀宗実家元次女の小堀宗翔さんによるお茶会を開催。

今回は近衞忠大デザインのオートクチュール和菓子を虎屋さんにご用意頂きました。




スペシャルゲストとして、1日目は、遠州茶道宗家13代小堀宗実家元をお招きし、直々に茶道と和歌について解説頂きました。また、2日目はTOKYO2020のフェンシングオリンピアン徳南堅太選手がお運び役として登場。お道具拝見では、特別にフェンシングのマスクと剣もご披露頂き、TOKYO2020の熱気が冷めやらない来場者を沸かせて下さいました。


オリンピック・パラリンピックの会場ともなった品川と、「和歌の聖地」でもある品川を結びつける新たな品川ブランドを国内外へ発信できたのではないかと感じています。



まとめ


楽しかった2日間は本当にあっという間に過ぎていき、最後は惜しまれながらも閉会の運びになりました。


今回、新型コロナウイルスの影響で多くの文化活動が中止を余儀なくされている中で、無事に開催できたこと、大変ありがたく感じております。コロナ禍だからこそ、文化が人々の心の拠り所であり生活に不可欠なものであると感じるとともに、そういった場を創り上げ続けることの意義を、お客様の感想を聞きながら感じた次第です。


本年度の反省を踏まえ、来年度も、よりパワーアップしたプログラムを企画提案し、挑ませて頂きたいと考えています。ご興味ある方は、次回の「わかまつり」実現を、ぜひお待ちください。


最後に、普段はファッションブランドやアートの展覧会が開催される天王洲エリアを代表するお洒落な空間「B&C HALL」を快くお貸し出し下さった天王洲・キャナルサイド活性化協会と寺田倉庫の皆様、「しながわ文化プログラム推進事業」にわかまつりをご採択頂きました品川区の皆様、そして、各プログラムを支えて頂きました全ての関係者に、心より御礼申し上げます。





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