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【Report】DJイベント - イタリア館

  • Jingu
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

8月22日、30日、9月13日、そして10月13日の4夜にわたって、大阪・関西万博イタリア館にてcurioswitchがお届けしたDJイベント。非日常的なステージが深夜まで展開され、万博会場ならではの異様な熱気が満ちていました。


8月22日 — イタリア館DJナイトが幕を開ける

イタリア館のDJイベントは、8月22日の夜に開幕。

出演したのは、イタリアからDJ Leonardo Carruozzo(レオナルド・カルーッツォ)、スペシャルゲストのCamilla PNK(カミラ・ペーエネカッパ)、そして日本からDJ BAMBOO。

国境を越えたアーティストたちの競演が繰り広げられ、初日から万博らしい国際色と熱気が漂う夜となりました。


8月30日 — 花火と音楽が交差した特別な一夜 2回目となる8月30日には、DJ Leonardo Carruozzo、Camilla PNK(この日は RIS-707 が1曲参加)、DJ BAMBOO、そして日本からDJ Shiaが出演。


DJ Leonardo Carruozzoによる幕開け

イベントの冒頭を彩ったのは、イタリア出身のDJ Leonardo Carruozzo。 力強いビートと洗練された選曲で観客を惹き込み、開演から会場の雰囲気を一気に勢いづける。印象的だったのは、彼が阪神タイガースのユニフォーム姿でプレイした場面。甲子園球場で阪神戦を観戦して、記念に買ったユニフォームで関西愛をアピールしながらのプレイでした。

甲子園まで観戦に行ったと言う阪神タイガースのユニフォームを着てプレイするDJ Leonardo(9/13)
甲子園まで観戦に行ったと言う阪神タイガースのユニフォームを着てプレイするDJ Leonardo(9/13)

Camilla PNKのライブパフォーマンス

続いてステージに登場したのは、スペシャルゲストCamilla PNK。

ピンクヘアをトレードマークとするソロシンガー・ギタリストで、この夜は自身の楽曲を中心に構成。パンクの精神とエレクトロポップの新しい潮流を融合させた、独自の“クラブ体験”を追求するステージで、観客は次第にその世界観へと引き寄せられていきます。

代表曲のひとつ「FLUO」が流れると、その鮮やかなサウンドがイタリア館の建築空間全体を包み込み、自然と拍手と歓声が広がりました。


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会場を魅了をする Camilla PNK
会場を魅了をする Camilla PNK

DJ BAMBOOとのクロスオーバーサウンド

日本から出演したDJ BAMBOOも参戦し、Leonardoとともにダンスチューンを次々とプレイ。Kvsh, DEADLINE & GOLDZBROUGHが流れると、会場は一体感に包まれました。国境を越えたDJたちによるクロスオーバーサウンドは、イタリア館前の広場を唯一無二の音世界へと変貌させました。


DJ BAMBOO
DJ BAMBOO

9月13日 — 熱気に包まれた中夜のセッション

9月13日は、イタリアからDJ Leonardo Carruozzoが再び登場し、日本からはDJ Taka、DJ SHUJI HAMAMURAが共演。


この夜は、イタリア館の広場全体がリズムと光に包まれ、より“クラブカルチャー”色の強い構成に。DJ Takaの熱いMCを交えたプレイが観客を引き込み、DJ SHUJI HAMAMURAは映像演出と呼応するような重厚なサウンドでフロアを掌握していきます。


観客は自然と体を揺らし、声をあげながらその一体感を楽しむ姿が見られました。

音楽と建築が共鳴する瞬間、イタリア館はまさに“音で再生する芸術空間”へ。

ある種の非日常感が味わえる空間は、訪れた人にとって、忘れがたい夏の夜の記憶になったのではないでしょうか。


MCで盛り上げるDJ TakaとDJ SHUJI HAMAMURAのプレイ
MCで盛り上げるDJ TakaとDJ SHUJI HAMAMURAのプレイ

10月13日 — 音と光が締めくくるフィナーレ

そして、イタリア館184日間の軌跡を綴った約2分のドキュメンタリー動画から幕を明けた万博最終日のDJイベント。 「皆さん本当にありがとうございました!」というマリオ・アンドレア・ヴァッターニ代表の絶叫と共に、先陣を切ったのはDJ Leonardo Carruozzoとイタリアちゃん。

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二番手はイタリアからOrchidea。


Orchidea
Orchidea

さらに、日本からはDJ ITAとDJ Shiaが、特別な夜を演出。


DJ ITA
DJ ITA

DJ Shia
DJ Shia

一般の来場者が退場した後も、万博で働く人々が未明まで集い、名残惜しさとともに「一期一会」という言葉も飛び交う、感動的な場面が広がっていました。


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国籍や世代を超えて踊り、声をあげる――音が言葉を超えて心をつなぎ、イタリア館が万博をひとつに紡いだのです。



来場者の声から

SNS上でも、イタリア館のDJイベントには多くの反響が寄せられ、その声からは会場の雰囲気を直に感じ取れます。

4回のDJイベントを通じての、熱気や楽しさを伝える声の一部をご紹介。

「DJが阪神タイガースのユニフォーム着てる!(笑)」 「すごい盛り上がりと人だかり!みんなハイタッチしながら楽しんでる」 「DJでぶち上げてるイタリア感、良すぎる!」 「イタリア館前でDJイベントやってて、息子が“踊ると疲れが回復するー!”と大はしゃぎ。最高の夜でした」 「昨日のイタリアライブは圧巻。イタリア館のスタッフも一緒に熱唱してました!」


まとめ

イタリア館が掲げる「芸術が生命を再生する」というテーマに、音楽という形で象徴的に顕れた今回のスペシャルイベント。 熱気あふれるステージに、観客は音楽を通じて国境を越えたつながりを確かに感じたことでしょう。

観客が一体となって盛り上がる光景は、まさに大阪・関西万博が掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」を、音楽で体現した瞬間と言えます。伝統工芸を背景にした建築空間と、現代的な音楽カルチャーが交差したこのイベントは、万博ならではの価値を示す貴重な機会となりました。


末筆ながら、本イベントの開催にあたり、ご参加いただいた皆さま、イタリア館関係者の皆さま、出演アーティストの皆さま、ならびに関係各位に心より御礼申し上げます。


弊社は今後も、音楽や芸術を通じて人と人、文化と文化をつなぎ、「創造的継承」の輪を広げてまいります。次のステージで、またお会いしましょう。


Follow the Artists

08/22:DJ Leonardo CarruozzoCamilla PNKDJ BAMBOO 08/30:DJ Leonardo Carruozzo、Camilla PNK with RIS-707、DJ BAMBOO、DJ Shia 09/13:DJ Leonardo Carruozzo、DJ TAKA、DJ Shuji Hamamura 10/13:DJ Leonardo Carruozzo、Orchidea、DJ ITA、DJ Shia、


 
 
 

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